メーカーだから出来る適切な修繕
アダチ造形社では30年以上にわたり擬木や擬石等の公園施設製品を製造してきました。素材を良く知る事が修繕には不可欠です。(擬木には擬木の良さが・・・木には木の良さがあります。)
素材の長所と短所を知った上で利点を生かし、経験してきた技術を使って修繕しています。
壊れた施設の損傷状況を確認し、なぜそうなったのかを調べ、将来の耐久性を考えた適切な修繕方法を提案させていただいております。
そもそもアダチは手づくり擬木の製造から始まった会社ですが、創業当初からモルタルの他にFRPや樹脂モルタル、木材、金属、ステンレス、石と、多種多様な素材を扱い製品をデザインしてきました。
修繕はあらゆる施設、製品の素材や経過年数を問わず改修させていただきます。
環境と予算に優しい維持管理
公園や屋外の施設に修繕が必ず必要です。
設置後20年~30年経つ施設が多くなってきています、当然と言っていい程老朽化している箇所 破損箇所があります。
どう直したらよいのか?限られた予算の中でどこまで修繕が出来るのか?設置当時の担当者も退職しているので・・・・ など維持管理の担当者の悩みは尽きません。
新設よりもメンテナンスは制約が多く、工法的にも技術的にも難しいのです。
既存の施設を撤去更新する場合、新設費用の他に既存施設の解体 撤去費用と搬出処分費用が掛かります。
近年ではマニュフェストなどのリサイクル法が遵守されていますので、出来るだけ廃棄物を出さない、ローコストな既存施設の修繕工事をお勧めします。
修繕の場合、特殊な場合を除いて同等品の製品価格の50%程度以内を上限に提案させていただいております。
耐久性と次回のメンテナンス効率を考える
日本人は木の文化の中で生きています。 木材は人に優しく柔軟で強度もあり、触感は良いのですが腐ります。
なかでもひび割れた箇所、木口と土に触れている根元部分は腐食が早く、薬剤を加圧注入処理した材料でも、朽ちる迄のタームを延ばすに限ります。 地面の水際を銅板などで根巻き(耐朽処理)をするなどの対処も腐れを防止しますが、この部分に腐らない擬木を使えば、メンテナンスのタームは格段に伸びます。
同様に柱や支柱を腐らない擬木に置き換え製作した場合、メンテナンスの時は擬木から上部、柵であれば横木の交換だけで済みますし、製品も木の風合いを残したままで柵を設置できます。
当然の事ながら、維持管理上の基礎を含む土工事をする必要が無く、費用を削減 ・工事期間を短縮出来ると思います。